フィンランド最高峰の大学が教えるフルスタックディベロップメント:Full stack open 2020 とは?


フルスタック

世は大フルスタック時代(ドンッッッ

と言うように、HTML / CSS / JS で面白いサイトを作っていた時代も今はもう昔。
新規だろうが既存だろうがデベロッパーは様々なスタックを学ぶ必要が出てきている。

このスタックも言語が異なれば学ぶものも変わり、良い意味でデベロッパーは選び放題、悪い意味で選択肢の幅が広がりすぎてきている。

そして何より、流行り廃りがあるので、デベロッパーはその動きに翻弄されながら、予測しつつも次のディベロップメントを学び続けないといけない。

例えば、Matz こと まつもとゆきひろ氏が作成した Ruby  とそのフレームワークである Ruby on Rails は元々日本人が作られたこともあってか、日本市場では今でも強いサポートが続いており、Progate や Codecademy , Oding project も専門のコースを設けている。

だけども、Ruby の流行はここ数年で下火となっており、
TIOBE のランキングでは一番下落した言語という悲しい事実がある。

Developers: The most popular, and fastest declining, programming languages

技術とスタックの知識力はデベロッパーの技術力やマーケットとしての市場価値に繋がるため、限られた時間の中で学ぶことは非常に大事。

同時に、ナレッジを提供するコンテンツクリエイターも IT 業界に翻弄されながらも、
今必要な技術を仔細にかつわかりやすく提供する競争が激しい。

そんな熾烈な争いの中で、プレゼンスはまだ弱いものの非常に良質なコンテンツを提供している組織がある。
それが、ヘルシンキ大学の Full Stack Open である。


ヘルシンキ

Full Stack Open とは

ヘルシンキ大学はフィンランドの首都ヘルシンキ大学に立つ国内最大級の大学であり、
世界大学ランキングでは常に 100 位以内に入っている名門大学。

こちらの大学では Computer Science / Engineering に関する MOOC ( オープンな教育)に大きく投資しており、Full Stack Open 2020 はまさにこの施策の中で作られたデベロッパー向けの教育ページである。


値段は無料で領域は「インターネットの作り」からサイト作成、API やテスティングについてで、非常にディープな内容を提供している。

ちなみにコンテンツの自己紹介は以下の通り
This course serves as an introduction to modern web application development with JavaScript. The main focus is on building single page applications with ReactJS that use REST APIs built with Node.js. The course also contains a section on GraphQL, a modern alternative to REST APIs.


React , TypeScript , GraphQL など、トレンドに沿った教育内容なのが非常に良い。
また、オープンソースなので、コンテンツに問題があれば GitHub  からフィードバックを挙げられる。自由な教育理念ならではのプラットフォームである。

ちなみに、Open University  で学生として登録している場合、単位としてカウントされるという真面目設計。アセスメントもあるので、適当に回答すると落単する。

留意点としては、
  1. 言語は英語、フィン語と中国語のみ
  2. 入門とはあるものの、HTML / CSS / JS の一定の知識は必要。概要はほんとにさらっと
  3. テキスト中心の教材であり、かつ長い。難易度がガンガン上がってく。
Full Stack Open 以外にも Java , Kubernetes, Docker などのコースもあるので、
チェックすることオススメ。


MOOC.fi